荷川取さん、銅賞で全国へ/ショパンピアノコン沖縄大会
友利さんは奨励賞
ショパン国際ピアノコンクールinASIA沖縄地区大会がこのほど、南城市のシュガーホールで行われ、中学3年生の部で北中3年の荷川取椎菜さんが銅賞を受賞した。来月5日に昭和音楽大学で開催される全国大会の出場権を得た。小学5・6年生の部では東小6年の友利涼香さんが奨励賞を受賞した。
荷川取さんは同大会で、バッハの平均律I巻5番、ショパンのワルツ3番、14番の3曲を演奏。「音を出しきれなかった」と話しながらも巧みな技術で審査員から評価を得た。
荷川取さんは小学5年、同6年、中学1年生時にも同大会に出場して上位に入賞、全国大会に出場している。今回の出場については「全国に行けるのはうれしい。本番ではしっかりと音が出せるように頑張りたい」と抱負を話した。
友利さんはバッハのインヴェンション13番とショパンのワルツホ長調遺作を演奏した。自身「完璧だった」と話す演奏で奨励賞に輝いた。
ただ、小学2年生のころから続けてきた全国大会出場はならなかった。友利さんは「残念だけど、来年は出場できるように頑張りたい」と目標を話した。