結の橋、初の県制覇/小学男子バレー県大会
開校2カ月目で快挙/全国出場「優勝目指す」
かんぽ生命ドリームカップ第39回全日本バレーボール小学生大会の県予選が22、23の両日、豊見城市民体育館などで開催され、伊良部島小学校の児童で構成する「結の橋クラブ」が男子の部で初の県制覇を成し遂げた。同校は4月に開校したばかり。関係者は快挙をたたえている。8月に神奈川県で開催される全国大会に県代表として出場する。
23日夕に帰島した選手たちを学校関係者や保護者らが、宮古空港で盛大に出迎えた。
優勝報告で、キャプテンの源河朝敬君(6年)は「自分たちの力を発揮して優勝することができた。これも応援してくれる人たちのおかげ。全国大会ではさらに実力をつけて優勝を目指したい」と意気込みを示した。
與座清隆監督は「すべての試合ストレートで勝って優勝を目指したが最低限の目標である優勝は達成できた。全国大会までにはまだ時間もあるので実力を伸ばして優勝を目指したい」と述べた。
宮城克典校長も「4月に開校してすぐに素晴らしい結果が出た。学園としても初の県制覇であり、みんなで応援するので全国大会でも頑張ってほしい」と呼び掛けた。
そのほか、宮古地区小学生バレーボール連盟の前泊清会長も「準々決勝、準決勝ともフルセットで勝ち上がっての優勝は本当に素晴らしい。全国大会では県代表として、さらにレベルアップをして頑張ってほしい」の激励した。
同クラブは、準々、準決勝ともフルセットの接戦となり、エースの源河を中心に粘り強いゲームで勝負所でポイントを重ね決勝に駒を進めた。
西原南との決勝は、接戦を勝ち上がった勢いをそのままに2セットを連取して、初の県制覇を成し遂げた。
同クラブが県代表として出場する全国大会は、神奈川県で8月6~9日まで開催される。