社会・全般
2019年7月2日(火)8:57
茅の輪くぐり無病息災/宮古神社「夏越の大祓」
宮古神社で6月30日、半年ごとに罪や汚れを払う神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」が営まれた。快晴の下、参拝者らは、「茅(ち)の輪」を「8」の字を描くように3回くぐり、無病息災を祈った。
大祓とは毎年、6月と12月に行われる神社の年中行事。日常生活の中で知らず知らずのうちに重ねてきた罪や汚れを型代(かたしろ)という紙製の人形(ひとがた)に移してはらい清めるとともに、半年の平穏無事を願って茅の輪をくぐる。6月に行われるものを夏越の大祓と呼ぶ。
来場者たちは神主からおはらいを受け、切麻(きりぬさ)」と呼ばれる細かく切った紙と麻を両肩に掛けて身を清めた後、境内に設けられた茅の輪を3回くぐって、年末までの残り半年の無病息災を祈願した。
茅の輪くぐりの後には、ちびっこらんどニライカナイによる奉納演舞が行われた。