適職探しで情報収集
生徒100人、33企業が参加
県内・県外企業合同説明会
市内の高校2、3年生を対象とした2019年度宮古地区県立学校県内・県外企業合同説明会(主催・宮古地区県立学校長会)が9日、宮古総合実業高校体育館で行われた。参加した33社は自社の魅力をアピールし、就職希望の生徒たちは今後の判断材料にしようと、それぞれの企業の説明に聞き入っていた。
今回の合同説明会には、中京から10社、関東と関西からそれぞれ6社と沖縄・他地区から11社が参加した。
会場には、宮古高校、宮古工業高校、宮古総合実業高校、伊良部高校に在学する就職希望の2、3年生約100人が参加。関心を持った企業のブースで担当者から会社の特徴や業務内容などについて話を聞いた。
同説明会は、宮古地区における新規高校卒業者の就職希望生徒のうち、県外希望者が70%を超えていることから、県内、県外の企業の採用担当者と就職希望生徒が参加する場を設けることで生徒が自主的、計画的に進路について考えるとともに進路選択の幅を広げることなどを目的に、毎年開催している。
今回は配送、電気工事、海洋土木、看護、介護、飲食、接客、建設、ホテル、現金取扱など、さまざまな職種の企業が県内外から参加した。
高校生たちは、担当者からそれぞれの社の特徴や具体的な業務内容、勤務地、給与などの待遇面のほか、必要となる資格などについて質問しながら、自分に合った職業探しに真剣な表情で取り組んでいた。