夏祭りの大綱が完成
雌雄110㍍ 20日本番/宮古JC
宮古青年会議所(宮古JC)の組織の一つ、宮古島夏まつり東西大綱引き実行委員(宮國樹一委員長)は13日午後、平良のカママ嶺公園駐車場で本綱編みを実施した。各地の青年会などの関係者らが参加し、汗を流しながら雄綱と雌綱を合わせた長さ110㍍の大綱を完成させた。
大綱引き本番は20日午後7~8時半を予定。場所は平良の公設市場前特設ステージ。東が勝利すれば豊作、西が勝てば豊漁が約束される。
本綱編みの開会で、宮國委員長は「熱中症にも気を付け、体調が悪くなったらテントの中で休んでください。団結と情熱で大綱を具現化させてください」と激励した。
参加者は、掛け声に合わせて子綱10本を束ね、本綱を仕上げた。
この日参加した多良間村青年団協議会の嘉手苅芳人会長(34)と垣花杏さん(31)は「宮古は一つなので、夏まつりを盛り上げるために大綱を完成させた」と強調した。
ボランティアで参加した宮古高校1年の下里琉佑奈さんと益田万綸さん、佐藤亜未さんの3人は「東西に分かれて大綱を引く人々が、それぞれ心を一つに楽しんでほしい」と笑顔で話した。
大綱編みに使用される子綱を完成させた団体は次の通り。
狩俣青年会、多良間村青年団協議会、上野地区青年会、久松青年会、下地青年団協議会、腰原青年会、友利青年会、福西青年会、地盛赤鬼青年会、宮古島商工会議所青年部、伊良部商工会青年部、宮古島観光協会青年部。