宮古からエネルギー発信
エコアイランドプロジェクト始動
島の環境を守り、愛される豊かな島創りを目指す「宮古島ハッピーエコアイランド100万人プロジェクト」が17日、スタートした。市民らが中心となり、「大好きな宮古島の未来のために、私たちは何をしなければならないのか」をトークや再生と破壊をイメージしたキャラクターの発表などを通して考えた。
「始動式」が市内ホテルで行われ、プロジェクトチームリーダーの陣内義浩さん、養蜂家で「ミツバチハニー」の愛称を持つ船橋康貴さん、シャーマンの宮國正男さんが参加。3人がそれぞれの立場から宮古島の果たす役割や、宮古と世界の現在の状況をトーク形式で発表した。
チームリーダーの陣内さんは「宮古島のキーワードは水。水は湧き水となり海に染み出し、それが海流に乗って世界中を回る。海流は蒸発して雲となり陸に雨となって注がれる。そのサイクルの中で、宮古島を中心に良いエネルギーを発信していければ」とプロジェクト発足の意義を強調。「自然保護は陸だけの問題ではなく、海も同時に行う必要がある」などと述べ、意識を高め行動に移そうと呼び掛けた。
始動式には、女性を中心に約40人が参加した。