北方領土など取材へ
豆記者7人が意欲示す
東京では内閣総理大臣表敬や世田谷区長表敬、内閣府沖縄担当部局訪問などを行い、その後北海道、北方領土などを取材する第58次本土派遣豆記者7人と宮古地区豆記者交歓会の本村幸雄会長らが26日、市役所平良庁舎を訪ね、長濱政治副市長を表敬訪問した。
豆記者の一人一人が、豆記者への志望動機・理由を堂々と語り、取材への意欲を示した。長濱副市長は「新しいことを体験することは成長の糧になる。しっかり取材してください」と激励した。
第58次沖縄県豆記者交歓事業として実施。取材活動や交流活動等の体験を通し、社会に対する視野を広げ、思いやりのある心豊かな児童生徒を育てることを目的にしている。
沖縄が日本本土に復帰した1972(昭和47)年以前から実施され、宮古島が発祥の地とされる。当初は宮古島の豆記者だけが派遣されていたが、後に県内の各地から豆記者が合流するようになった。
今回、宮古からの豆記者は8人。この日の長濱副市長表敬訪問では、1人が諸事情で参加できなかった。県内からは8人を含めた50人が参加する。今回の参加人数を含めて58年の累計は710人。
本村会長は「58年目の歴史は素晴らしい。新しい元号の節目となり、豆記者たちの良い取材を報告したい」と決意を新たにした。
本村会長は、第10次宮古地区豆記者交歓会から参加。今年で会長は20年目となる。
宮古の豆記者は28日に出発し、29日に那覇空港で宮古以外からの豆記者団と合流する。
派遣され豆記者は次の皆さん。(敬称略)
荷川取広太(平良第一小6年)▽内間好晟(久松中1年)▽中尾美文(平良中1年)▽座間味奏愛(同)▽宮国藍(同)▽下地愛琉(久松中2年)▽石川美里(同3年)▽八幡領(狩俣中3年)