旧盆終えUターン/宮古空港
旧盆を宮古島で過ごした帰省客らのUターンラッシュが16日から始まった。宮古空港の出発ロビーでは見送りに訪れた家族や知人らに笑顔で手を振る人も多く見られた。日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)ともに19日まで宮古発那覇行きの全便が満席となっている。
今年の旧盆は13日が初日の「ンカイ(迎え)」、14日が「ナカビ(中日)」、15日が最終日の「ウフイユー(送り日)」となった。
旧盆を終えた16日、宮古空港は沖縄本島や県外へ戻る家族連れや見送りに来た人らでにぎわった。
愛知県から訪れていたのは伊藤喜一郎さん、幸恵さん、幸太郎君、大智君の4人家族。伊良部長浜出身の幸恵さんは「夏休みを利用して約1カ月、子供たちと帰省していた。旧盆の時期に訪れたのは初めて。子供たちにとっていい経験になった」と述べた。
見送りに来た幸恵さんの父、謝花政広さんは「孫たちと過ごした楽しい1カ月だった。旧盆もにぎやかに先祖を迎えることができ、良かった」と話した。
JTAは旧盆に合わせて、16日は宮古-那覇を1往復2便増便。琉球エアーコミューター(RAC)も臨時便として同路線で1往復2便を運航させた。