川満、北嶋さんに感謝状
遊泳中流された女児救助
宮古島海上保安部
宮古島海上保安部(山戸義勝部長)は17日、8月2日に上野わいわいビーチで遊泳中に沖合へ流された4歳女児を救助した琉球水難救済会ブリーズベイマリーナ救難所「シースカイ博愛」船長の川満康広さん、乗組員の北嶋直樹さんに感謝状を贈呈した。贈呈式は同日、平良港湾合同庁舎で行われ、山戸部長から川満船長に手渡された。
感謝状を受け取った川満船長は「家族からの連絡を受けてすぐに救助に向かった。(沖合約600~700㍍の)アウトリーフ付近まで流されていた。落ち着いて行動しようと心掛けた。救助時には子どもも放心状態だったが、親に引き渡したときには安心して泣いていたのでほっとした」と救助した際の心境を語った。
山戸部長は「即応し救助していただきありがたい。時間がかかれば生死を分けることになりかねない。海保だけではなくこうして市民の皆さんの協力をいただき感謝する」と述べた。
この事故は8月2日に上野わいわいビーチで保護者が目を離した隙に馬型の浮き遊具に乗った4歳女児が沖合まで流され、約600㍍付近で救助されたもの。