市貝町から児童12人来島
交流都市締結後初めて/伊良部島で民泊、きょう交流会
2017年に宮古島市と交流都市を締結した栃木県市貝町から小学生12人が22日、締結後、初めて宮古島を訪れた。児童らは伊良部島で民泊しながら、23日は磯釣り体験や伊良部島小学校・中学校(結の橋学園)の児童らとの交流会に参加する。
宮古島市と市貝町はサシバ(国際保護鳥)が縁で交流都市となった。市貝町の自然豊かな里山はサシバの繁殖地で、伊良部島は国内有数の飛来地。市貝町は東京都の北約100㌔、栃木県南東部に位置し、人口は約1万2000人。美しい里山があり、これまでに「サシバの里」の商標登録、マスコットキャラクター「サシバのサッちゃん」、道の駅は「サシバの駅いちかい」と名付けるなど、サシバを用いた活性化策を行っている。市貝町からの働き掛けがあり、両市町はサシバを仲立ちとして年月に交流都市を締結している。
来島した児童は市貝町の市貝、赤羽、小貝の3小学校の5、6年生。児童らは22日、市役所平良庁舎を訪問し、宮國博教育長にあいさつした。宮國教育長は児童らを歓迎し、暑さ対策をアドバイスするなど、なごやかに懇談した。
その後、伊良部島に移動し、渡口の浜で海水浴を楽しんだ。23日は磯釣り体験、結の橋学園の5年生と交流、なまり節工場の見学などを予定している。