宮古の5個人1団体を表彰/19年度交通安全功労者
【那覇支社】2019年度の交通安全功労者等表彰式(主催・県警察本部、県交通安全協会連合会)が23日、那覇市内のホテルで行われ、交通安全や事故防止に貢献した宮古地区の5個人、1団体を含む県内各地区の計138個人、20団体に表彰状と感謝状が贈られた。
宮古地区からは、「交通安全功労者」に友利勝一さん(宮古島地区交通安全協会副会長)、具志堅忠夫さん(地域交通安全活動推進委員)、洲鎌徳造さん(宮古島地区交通安全協会西城支部長)、砂川カズ子さん(地域交通安全活動推進委員)、「優良自動車運転者」には友利盛良さん(大米建設)、「交通安全優良学校」に鏡原幼稚園(屋嘉比俊哉園長)がそれぞれ選ばれ、本部長・会長連名で表彰された。
受賞者を代表して、交通安全功労者の友利さんが「日ごろの活動が評価されて栄えある賞をいただき、身に余る光栄。今回の受賞を契機に気持ちを新たにして、それぞれの地域や職場で交通安全活動にまい進し、皆さんの期待に応えていきたい」と述べた。
表彰式の後、砂川さんは「地域の子どもたちを見守る交通安全のボランティア活動が認められ、素晴らしい賞をもらえて感謝している。これからも思いやりの気持ちで、子どもたちの交通指導をしていきたい」と話した。
同表彰式は1956年から毎年実施され、多年にわたり交通安全思想の普及・啓蒙(けいもう)活動など交通安全に功労のあった個人・団体と、無事故・無違反の模範運転者を表彰する。今年で64回目を迎える。
主催者を代表して筒井洋樹県警本部長は「交通事故のない安全安心な沖縄県の実現のため、受賞者には引き続き県民への交通安全意識の普及、高揚に向け、なお一層の尽力をお願いしたい」とあいさつした。来賓の玉城デニー知事(代読・謝花喜一郎副知事)や新里米吉県議会議長、與儀弘子県公安委員が祝辞を述べた。