負託に応える市政を/下地市長
仕事納めで職員に呼び掛け
官公庁では28日、今年の仕事納めを迎えた。下地敏彦市長、長濱政治副市長、市議会の下地明議長は市役所各庁舎などを回り、年末のあいさつを行った。下地市長は職員に対し、1年間の労をねぎらうとともに、新年も市民の負託に応える市政運営に取り組むよう呼び掛けた。
下地市長らは午前中に城辺、上野、下地の各庁舎と消防本部、宮古森林組合、下水道部など、午後からは伊良部庁舎や宮古空港内にある空港課、そして平良庁舎では各フロアを訪れた。
市教育委員会などが業務を行う城辺庁舎で下地市長は「今年は活力ある宮古島を作るとのキャッチフレーズで市政を運営してきたが、1年間本当にいろいろな事業を行うことで活力が出てきたと思っている。それも皆さんの協力のおかげ。心から感謝したい」との思いを示すとともに「来年もさまざまな事業が始まる。ぜひ、それぞれの仕事の分野でしっかりと、市民の負託に応えるべく真摯な態度で仕事に励んでほしい。1年間、ご苦労さまでした」と呼び掛けた。
学校規模適正化につて検討を行ってきた教育委員会に対しては「今年は大いに世間に対して問題を投げ掛けた。学校規模適正化というものは100年に1度くらいの大きな仕事。より良い教育環境を作るにはどうすればよいかという視点が大切。地域のニーズをしっかり捉えて仕事に励んでもらいたい」と激励した。
下地議長は「皆さんが頑張ることで、市長が意図する事業の導入、推進ができる。皆さんの頑張りで議会もスムーズな運営ができることに感謝します」とあいさつした。
市役所の新年仕事始めは1月4日から。