11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2010年12月29日(水)9:00

粗糖1300㌧初出荷/宮糖伊良部工場

本土向け貨物船に積載


貨物船の船倉に流し込まれる粗糖=28日、伊良部の長山港

貨物船の船倉に流し込まれる粗糖=28日、伊良部の長山港

 2010/11年産の製糖操業中の宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)は28日、宮古ではトップを切って本土向け貨物船に初荷の粗糖1300㌧を積み込む作業を開始した。年内に岡山県へ出港する見通し。


 初荷式で、宮古製糖の安村勇社長は「私が社長に就任して、初めての出荷。3月までの長丁場の製糖操業なので、なお一層気を引き締めて無事故・無災害で頑張ってください」と激励し、貨物船の航海安全を願った。

 この後、粗糖を満載した大型トラックは、貨物船の栄球丸(499㌧)が接岸している長山港へ輸送。粗糖はベルトコンベヤーに乗せられ、船倉に流し込まれた。

 この日は6日の操業開始から22日。今期は前期より2920㌧減収の6万630㌧、反収は平年並みの7・8㌧を予想している。

 27日までに1万675㌧の原料を搬入・処理した。処理した73%、7845㌧が基準糖度(13・1度)以上。糖度は、平均13・63度、最高17・7度、最低8・7度。生産農家のトン当たりの平均手取価格は2万1609円。

 製糖操業は来年3月31日までの118日を予定。

 一方、宮古製糖城辺工場、同製糖多良間工場、沖縄製糖宮古工場の3工場は、年明け1月7日から製糖操業を開始する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!