11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年9月10日(火)8:58

崖が崩落、大石落下/保良川ビーチ

けが人なし きょうから閉鎖に


崖が崩落し誘導路には大石が落ちている=9日、保良川ビーチ

崖が崩落し誘導路には大石が落ちている=9日、保良川ビーチ

 9日午前9時すぎ、城辺保良の保良川ビーチ上方の崖が崩落した。幅約20㍍、高さ約30㍍にわたって崩落しており、ビーチへの誘導路には直径約3㍍の大石が落ちている。崩落時、崖下の砂浜にはビーチスタッフやシーカヤックのツアー客ら40人以上がいたが、けが人はいなかった。宮古島市とビーチを管理するアイランドワークスは協議の上、10日から当面の間、ビーチを閉鎖することを決めた。

 崩落したのはビーチへの誘導路の中ほどにあるプールの上方付近。宮古島海宝館の柵も一部壊れ、ロープで立ち入りを制限している。

 崩落時は強い雨が降っていた。崩落を目撃したビーチスタッフの石井将弘さんはシーカヤックのツアー客約40人とともに砂浜にいた。石井さんは「大雨だったので雷が落ちたのかと思った。バリバリバリと大きな音がした。見上げると崖が崩れていた」と振り返った。石井さんは「小さな崩落は時々あるが、これだけ大きいのは初めて。けが人がいなくて良かった」と話した。

 連絡を受けた市観光商工課は職員が現場を確認。協議の上で10日からの閉鎖を決めた。崩落の原因は今後の調査によるが、台風の影響で地盤が緩んでいたのではとの指摘もある。

 保良川ビーチはシーカヤックのツアー客らが多く訪れる観光地で、付設されたプールは観光客だけでなく地元の子供たちにも人気で、特に夏休みや週末は混雑する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!