一般会計12億3500万円増額/県、補正予算案を決定
【那覇支社】県は10日に庁議を開き、18日開会予定の県議会9月定例会に提出する一般会計補正予算案を決定した。同予算案では、12億3563万6000円を増額補正し、予算額は7361億8753万1000円となった。
一般会計のうち沖縄振興特別推進交付金事業では、含蜜糖製造事業者とサトウキビ農家の経営安定に要する費用を補助する「含蜜振興対策事業費」が、当初計画より生産量が増産したことによる製造経費の上昇などで5億5250万7000円増となった。
また、農道や排水施設などの整備に要する農地耕作条件改善事業(国庫補助事業)も1億784万7000円増額された。
このほか、障害福祉施設などの改築やスプリンクラー整備などに伴う経費として6175万8000円が増額補正された。
庁議では、9月定例会に提出する補正予算案以外の議案53件(条例案10件、議決案18件、同意案1件、認定案24件)も確認した。
提出された条例議案は▽県職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例議案▽県希少野生動植物保護(新規)▽県児童福祉施設の設備と運営に関する基準を定める条例の一部改正する条例議案-など。