通信障害は1280件
NTT沖縄支店
150人体制で復旧急ぐ
NTT西日本沖縄支店の大嶺高修広報室長らが13日、宮古毎日新聞社を訪れ、台風13号の影響による通信障害の状況を説明した。同日午前9時30分現在で1280件が故障中という。新たな故障の申告が続き、全面復旧の見通しは明らかになっていない。
故障の原因は強風などに伴う倒木や飛来物による通信ケーブルおよび住宅への引込線の損傷。一部地域で電話およびインターネット接続等のサービスが利用できない状況が続いている。
県外からの支援も含め、約150人体制で復旧工事に当たっている。故障件数は11日から200件増え、1550件。このうち270件が復旧している。
大嶺室長は「復旧までもうしばらくお待ち下さい。来週ぐらいには見通しが立てられると思う。できるだけ早く連絡いただければ、見込み件数も予想でき、計画的に復旧できると思う」と述べた。
同社は、故障申告の受け付け、倒れた電柱や切れたり垂れ下がった通信ケーブル等を発見した場合には、固定電話からは局番なしの「113」、携帯電話・PHSからは「0120・444・113」まで連絡するよう求めている。