11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年9月16日(月)8:56

カードで持続的発展考察/新規事業創出へ研修開始

カードゲームを通して将来をシミュレーションした=14日、平良港ターミナルビル

カードゲームを通して将来をシミュレーションした=14日、平良港ターミナルビル

 内閣府が実施する未来像デザイン人材育成事業の第1回研修会が14日、平良港ターミナルビルで開かれ、参加者が「2030SDGsカードゲーム」を通して、宮古島の持続的な発展について考えた。

 事業は島内で新規事業を創出していく中核人材を育成する目的で、島内から若者を集め、来年2月まで6回の研修会を開く。

 カードゲームは2030年に社会(世界)がどうなっているかを、複数のチームが「金」「時間」「意思」を意味するカードをやり取りしながら、目指すさまざまなプロジェクトを達成し、「経済」「環境」「社会」にポイントを加点していく。結果、全体として未来がどう描かれるかをシミュレーションする。大企業や地域づくり、教育現場などで活用され、国内外10万人以上が体験しているという。

 参加者は2人1組の14組でゲームをスタート。前半終了時点では「経済」が突出して先行し、「環境」は置き去りにされた。前半の結果を踏まえて行った後半では、「経済」「環境」「社会」がほぼ横一線で並んだ。

 この結果に講師は「前半は経済先行、後半はバランスが取れた。後半はどういう意識が働いたのか」、また「子どもを労働力として使う」というプロジェクトを達成したチームには「合理的ではあるが、道義的にはどうか。問題はないのか」と問い掛け。「結果を宮古島に置き換えて考えることが大事」と研修の意味を説明した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!