再び70万円割り込む/9月肉用牛競り
雌が5万7000円下げ
JAおきなわ宮古地区本部の2019年9月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は前月比2万1788円安の69万1327円だった。前月は70万円台に持ち直したが、再び割り込んだ。去勢はほぼ前月並みだったが雌が約5万7000円下げた。平均キロ単価は2544円で前月より44円下げた。
JA宮古地区畜産センターによると、全国的に枝肉相場が下げ気味で、全県的にも各市場で1、2万円安で取り引きされている。
9月の競りには前月より15頭少ない子牛349頭が上場され、339頭の取引が成立した。平均体重は272キロだった。
性別の1頭平均価格は去勢が前月より563円安の75万3967円、雌は5万6591円安の58万5437円だった。雌の大幅下げが全体価格を引き下げた。
最高価格は去勢が102万6000円、雌が85万9680円だった。
平均キロ単価は去勢が前月比52円高の2711円、雌が前月比210円安の2244円だった。
成牛を含む上場頭数は419頭で、407頭の取引が成立。1頭平均価格は62万4221円、平均キロ単価は2067円だった。成牛を含む販売額は2億5405万8120円だった。