11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年9月21日(土)8:56

下地、砂川さんに努力賞/婦人の主張中央大会

中央大会で努力賞が贈られた下地さん(左)と砂川さん=19日、那覇市

中央大会で努力賞が贈られた下地さん(左)と砂川さん=19日、那覇市

 【那覇支社】県婦人連合会(本永静江会長)などが主催する第52回婦人の主張中央大会が19日、那覇市で開催された。宮古地区からは、代表として下地菊江さん(鏡原婦人会)と砂川美紀子さん(砂川婦人会)が堂々と発表し、努力賞が贈られた。

 下地さんは「支え合う、学び合う婦人会活動」との演題で発表。活動の予算作りを空き缶収集から始めたこと、それを見ていた自治会が支援の手を差し伸べてくれたこと、青年会や老人クラブとの関係が深まったことなどを紹介した。

 砂川さんは、「子育ては地域の力で」と題し、「婦人会では、みんなが子どもを見守ってくれる。ベテラン母ちゃんたちなので子育てを学べる」「一人で悩まず、地域や祖父母たちと共存し感謝しながら子育てしたい」などと語った。

 表彰後、下地さんは「すごく緊張して、うまく話せなかった。今後は、誰でも婦人会に関心を寄せてもらえる活動ができるように、みんなで考えていきたい」と話した。

 砂川さんは「原稿と向き合う毎日だったので、今はほっとしている。多くのお母さんたちにも婦人会活動への参加を呼び掛けて、輪を広げていきたい」と語った。

 大会には、県内6地区から11人が出場。このほか、宮古地区からは木場恵美子さん(東婦人会)が「自分らしく活きる」と題して原稿参加した。最高賞となる県知事賞には「命ぬ水、私に教えてくれたこと」の演題で発表した内盛朝佳さん(竹富ぶなる会)が選ばれた。

 同大会は、女性の能力開発や地位向上、婦人会組織の活性化、調和の取れた「ふるさとづくり」などを目指し、1968年から毎年開催されている。

 主催者あいさつで、本永会長は「婦人会活動は婦人・女性の資質の向上と地位の向上に役立ち、地域社会の発展に大いに寄与している」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!