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社会・全般
2019年9月22日(日)8:57

3万4000人が利用/市未来創造センター

市立図書館開館1カ月/1日平均1378冊を貸し出し


図書館には多くの家族連れも来館し、絵本などの書籍の貸し出しを受けた=21日、未来創造センター内市立図書館

図書館には多くの家族連れも来館し、絵本などの書籍の貸し出しを受けた=21日、未来創造センター内市立図書館

 市未来創造センターの市立図書館が開館してからの1カ月で延べ3万4000人が来館していることが21日、分かった。貸し出し冊数は1日平均1378冊となっている。図書館は、文化活動の拠点としての機能を備えた施設で、蔵書約15万6000冊を収納する新しい「知の殿堂」としてオープン。同館では「多くの市民に足を運んでもらってうれしい」と話した。

 1カ月の利用状況を見ると入館者数は3万4089人で、このうち、書籍を借りた人数は8872人、貸し出し冊数は3万7214冊となっている。1日平均で見ると、入館者数は約1262人、書籍を借りた人数は328人に対して、冊数は1378冊。入館者数は入り口に備え付けのゲートを通ると自動的にカウントされる仕組み。

 同館の職員は「思っていた以上に多くの皆さんが足を運んでいる。以前からの常連さんも声を掛けてくれるなど活用してくれている。また、以前の図書館には赤ちゃんを連れた利用者は少なかったが、新しい図書館には多くの家族連れが訪れてくれる。ブックスタートでもらうかばんを持って来館する利用者もいる。さらに多くの人たちに利用してほしい」と話した。

 館内は一般図書資料エリアのほか、子どもエリアや郷土エリアも充実している。ギャラリーや新聞コーナー、喫茶コーナーもあり、気軽に利用できる工夫が施されている。図書を借りる際には図書館の「利用カード」が必要。カードは住所が記載されている身分証明書を持参し、図書館に備え付けの申請書に記入し提出することですぐに入手できる。

 月曜日と祝日、第3木曜日は休館。開館時間は平日が午前10時から午後7時(土曜日は午後6時、日曜日は午後5時まで)、児童室は午後6時まで。

 同センターは、平良東仲宗根の旧宮古病院跡地に建設された。2017年3月の着工から2年4カ月余りを経て8月17日に開館。3階建ての建築面積は7705平方メートル。延べ床面積は1万2203平方メートル。総事業費は54億2200万円。


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