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教育・文化
2011年1月1日(土)9:10

英語って楽しい

外国語活動 新年度からスタート


来年度から必修化となる外国語活動の公開授業。教室には児童たちの笑顔と笑い声が響いている=平一小学校

来年度から必修化となる外国語活動の公開授業。教室には児童たちの笑顔と笑い声が響いている=平一小学校

 新学習指導要領で今年4月から外国語活動が必修化となり、必修化を目前に控え市内の各小学校でも最終の準備作業が進められている。特に平一小学校では、移行期間の2年間で2009年度に文部科学省指定の「外国活動における教材の効果的な活用および評価の在り方等に関する実践研究校」として取り組み、今年度は市教育委員会の指定実践研究校として先進的な取り組みを展開してきた。昨年末にも研究発表会が行われ、各小学校の教諭にこれまでの成果を報告した。


 同活動は、外国語を通して言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成のほか、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながらコミュニケーション能力の素地を養うことが目的。 「学習」という位置付けよりも中学校での外国語学習に向けた素地づくりの意味合いが強く、授業中に児童が授業内容をノートに書いたりすることはない。

 授業の進行もALT(外国語指導助手)ではなく、学級担任が行い、ALTはあくまでも補助的な立場で担任の授業進行を補助する。

 担任も児童たちに教えるというよりも、児童たちと一緒に「外国語を使う」ことに趣が置かれ、児童と担任がとも体感しながら授業を展開する。

 授業時間中は、担任の説明をできるだけ少なくし、児童たちが外国語を実際に話し、聞き、使うという行為をできるだけ多くするよう工夫されている。

 外国語活動の授業風景は通常の授業とは全く違う風景が教室内に広がる。

 児童たちと教諭が「外国語」を通して笑顔の触れ合いが多く「楽しみながら体感」する時間となっている。

 授業中は児童たちの元気な声が響き、良い回答や担任からほめられたりすると「excellent」「goodjob」とのかけ声が教室全体に響く。

 同活動は、来年度から必修化され5、6年生は各学級年間35時間(週1回)の授業が行われる。


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