11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
社会・全般
2019年10月2日(水)8:59

8%・10% 二つの税率に戸惑い

増税初日「ややこしい」/ポイント還元など「複雑」


増税初日、レジはスムーズに流れて大きな混乱はなかった=1日、Aコープ城辺店

増税初日、レジはスムーズに流れて大きな混乱はなかった=1日、Aコープ城辺店

 消費税が1日、10%に増税された。家計負担を抑えるため、飲食料品などを8%に据え置く軽減税率や増税後の消費低迷を防ぐキャッシュレス決済でのポイント還元も実施された。複雑な新制度により、買い物客からは「分かりずらい」、店側からは「ややこしい」など戸惑いの声が上がったが、大きな混乱は見られなかった。増税初日の市民の声と店側の対応を聞いた。

「買いだめした」 「実感ない」

 平良に住む女性(75)は「今までと同じようには買い物できないと思っている。税率が上がる前に、酒やみりんの酒類とティッシュペーパーなどの日用品は買いだめしてある」と税率の引き上げに合わせて対応したことを強調した。

 40代の女性は「大きい買い物をまだしていないので実感が無い。日常品についても生鮮食品などは8%、お酒等は10%と分かりにくい」と制度の複雑さに戸惑い気味だ。

 さらに「キャッシュレスを推進しているけれど、使える店舗やどのようなメリットがあるのかが分からない」と話した。

 消費税増税前に書店から注文した書籍が入荷しているとの連絡を受けたものの、増税後の1日に購入したことから50円上乗せされた金額を支払ったという会社員の男性(57)は「消費税が8%から10%に増税されたということを実感した思いだ。2%アップといえども、高額な商品は消費税もかなりのものになると感じた」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!