09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
産業・経済
2019年10月4日(金)8:58

糖価調整制度の堅持を/サトウキビ

全糖労が中央で要請行動


河野政務官(右から3人目)に要請書を手渡す新垣委員長(同4人目)=2日、農林水産省(写真提供・全糖労)

河野政務官(右から3人目)に要請書を手渡す新垣委員長(同4人目)=2日、農林水産省(写真提供・全糖労)

 全沖縄製糖労働組合(全糖労、新垣有一執行委員長)などが2日、東京都内でサトウキビに関する要請行動を展開した。輸入粗糖に調整金を課し、国産糖の生産業者やメーカーに交付金を供与する糖価調整制度の堅持などを訴えた。

 全糖労を初め、▽フード連合本部▽同連合糖業部会▽さとうきび委員会▽奄美・熊毛糖業労働組合連合会-の5団体で要請を行った。

 1日は農林水産省と意見交換したほか、沖縄、鹿児島両県選出の国会議員に対する要請を行った。

 2日は、農林水産省や財務省、厚生労働省への要請行動を展開した。要請の骨子は▽糖価調整制度の堅持▽働き方改革に伴う工場操業の安定化および持続性の確保▽受託作業の組織化▽セーフティーネット基金の継続▽かん水対策▽難防除雑草の被害拡大防止対策▽鳥獣被害防止対策▽サトウキビ生産安定対策-など。
 要請団によると、農林水産省で要請書を受け取った河野義博農林水産大臣政務官からは「サトウキビは守っていく」と前向きな発言があったという。

 今回の要請行動に宮古から参加したのは、全糖労執行委員の上地得夫さん(沖縄製糖支部)ほか、宮古製糖支部の與那原正人さんと友利幸太さん。上地さんは「政務官から前向きな話が聞けて安心した。キビの重要性にも理解を示してもらえた」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!