無理せずゆっくり競う/池間学区老人クラブ運動会
池間学区老人クラブ(松川浩会長、会員125人)は13日、池間小中学校運動場で第41回運動会を開催した。涼風が吹く中、陸上競技など21種目で心地よい汗を流した。
開会式で、松川会長は「池間学区老人クラブの運動会は長い歴史がある。無理せず、ゆっくり楽しんでください」と激励した。
60代の男女別60メートル走ではスタート後、観客の「頑張れ」の声援が響いた。選手たちは激しく競り合いながらゴールイン。観客の中には友人の1位を確認し「万歳」と歓声を上げていた。
大勢が参加した踊り「宮国のアニガマ」やパン食い競争、輪回しリレー、親子三代リレーなどの種目が続いた。
最後は、全員によるクイチャーで運動会の幕を閉じた。
池間漁業協同組合長の与那嶺大さん(65)は「多くの先輩たちが参加し、健康増進に汗を流したのでとても良かった」と評価した。
池間小中学校の生徒会副会長の山里ゆりなさん(3年)は「全生徒が自主的に参加した。踊りの『ダイナミック琉球』や『合同リレー』で花を添えた。来年も後輩たちが受け継ぎ、盛り上げていくと思う」と感想を話した。