訓練への協力に感謝/ソラシドエア運航本部長
下地島空港で現在、離発着訓練を実施している「ソラシドエア」(本社宮崎県)の藤村弘取締役運航本部長ら一行は21日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、訓練に対する理解と協力に感謝した。
藤村運航本部長は「地元が私たちの訓練に理解してくれて本当にありがたい。下地島空港は訓練に集中できる環境が素晴らしい」と話した。
長濱副市長は「ぜひ、これからも積極的に訓練飛行場として活用してほしい。また、着陸料が高いという話もあり、市としても県にも(対応を)要請しているが、なかなか実現しない。値段を下げることで、訓練が増えれば県にとっても良いことだと思う」と述べた。
藤村運航本部長は「別の社と一緒に着陸料については県議会事務局に嘆願書を提出している。こうした面でも地元の理解を得ていることに感謝している」と話した。
そのほかにも「訓練生たちは、初めての実機訓練をこの素晴らしい環境で行い、励みになるとともに夢をふくらませている。私たちもより多くの素晴らしいパイロットをこの空港で養成していきたい」と意気込みを示した。
同社では、来年3月にも同空港での離発着訓練を計画している。