政治・行政
2019年11月1日(金)8:56
首里城焼失で下地市長
「無念、言葉も出ない」
世界遺産にも登録されている首里城が31日未明の火災で、正殿と北殿、南殿などが焼失したことを受け、下地敏彦市長は同日に行われた市議会臨時会の中で「言葉も出ない」と悲しみのコメントを述べた。
提案議案の説明前に沖縄のシンボルでもある首里城が焼失したことについて、見解を述べた下地市長は「誠に無念であり、言葉も出ない。戦争で失われた首里城の再建を県民の力で復元し、県民の心のよりどころとして広く親しまれ愛されていただけに残念」と肩を落とした。
その上で「今回の火災の原因を早急に究明し、世界遺産としての首里城の再建に向け、県民みんなで取り組めればいいと思う」と、県民一体となった取り組みを呼び掛けた。