兼本さん(多良間小4年)らに賞状
JTA・RAC図画コン
第37回JTA・RACあおぞら図画コンクールの表彰伝達式が10月30日、多良間小学校(與那覇盛彦校長)で行われた。琉球エアーコミューター(RAC)の大城博運航部長から最優秀賞の兼本有梨奈さん(4年)と佳作の嘉手苅明葉さん(同)に賞状が手渡された。
伝達式で大城部長は「子どもたちが図画制作を通じて住んでいる島の良さに気付き、周りや自然に心を配れる人、感受性豊かな人、島を誇りに思う人に育ってくれればという願いを込めてコンクールを実施している」と話し、「37期にわたって開催されてきたのは小学生の皆さん、保護者、先生たちの指導と協力のおかげ。これからも子どもたちの育成に協力していくので頑張ってほしい」とあいさつした。
兼本さんは「海の色を1色ではなく、いろいろな色を使った。人の肌の色も、朝、昼、夜の色に工夫した」、嘉手苅さんは「空の背景の色、洋服の色を工夫した。下書きをうまく描けたことが良かった」とそれぞれ話した。
與那覇校長は「色の使い方、人の表情が上手に描けている。多良間島の自然、生活を描くことは今しかできない。今後もたくさんのことにチャレンジして頑張ってほしい」と激励した。
2人の絵は11月に沖縄本島で開催される離島フェアと宮古空港で展示され、年明けの1月には多良間空港でも展示される。