環境・エコ
2019年11月9日(土)8:57
狩俣中が県知事賞/県緑化コン
「地域一体」を評価
2019年度の県緑化コンクール(主催・県緑化推進委員会)の学校環境緑化の部で狩俣中学校(久高三彦校長)が特選(県知事賞)に選ばれた。同校は生徒数16人と少ないがOBや地域の住人が一体となって緑化活動に取り組んでいることが評価された。9日に浦添市の浦添カルチャーパーク内てだこ広場で開催される緑の育樹祭で表彰式が行われる。
同部門では県内の小中学校、高校、特別支援学校の中から特選3校、準特選(会長賞)1校、入選(同)2校の計6校が選ばれた。同校はその中で最高賞となる特選に輝いた。
審査講評では「芝の運動場を囲むリュウキュウマツの木陰が癒やしの空間を生み出す。『地域のよりどころ』として地域住民と絆を強め、緑化活動を進める学校経営は他の小規模校の参考になる」と高い評価を受けた。
生徒たちは少人数ながら朝と放課後の清掃時間や部活動の合間に樹木に水をまくなど緑化活動に励んでいる。今回の受賞を学校を挙げて喜んでいる。