大澤さん2部門で最高賞/海族まつりフォトコンテスト
宮古島海族まつりの関連イベント「宮古島フォトコンテスト2019」の表彰式が16日、市内のレストランで行われ、3部門の入賞者に賞状が贈られた。大澤匡さん=埼玉県=が一般部門のグランプリと、未来に残したい宮古島の海部門の最優秀賞に選ばれた。ビギナー部門の最優秀賞は武藤幹雄さん。大澤さんは「二つの最高賞をいただき、とてもうれしい」と喜びを語った。
宮古島の海の写真を募集するコンテストで、一般部門に158点、ビギナー部門に49点、未来に残したい宮古島の海部門に27点の計234点の応募があった。
山本大司実行委員長は「宮古島の海の魅力が、フォトコンテストを通じて発信されていくだろう。また宮古島に来て、たくさん写真を撮って次回も応募してほしい」とあいさつした。
審査した水中写真家の古見きゅうさんは「1枚1枚厳しい目で審査した。写真の中にストーリーがあり、人に訴えかける作品が多かった。素晴らしかった」と講評を述べた。
大澤さんは、宮古島に何度も足を運ぶリピーター。グランプリに選ばれた作品は、通り池でダイビングをした際に海中から見たさざ波や幻想的な光を捉えた。「海面の微妙な光を撮ろうと露出を変えるなど工夫した。難しい撮影だった」と振り返り、「古見さんの審査で賞がもらえたので2重の喜びだ」と笑顔で話した。
結果は次の通り。(敬称略)
【一般部門】グランプリ=大澤匡▽準グランプリ=藤田貴美子、天野利哉▽優秀賞=坂梨公紀、山田育美、山口智子、まゆ、中障子亜希子、大場健一郎、児島一博、藤井あや、藤山幸広、西澤由佳子、大参祐一郎、横尾裕美、ネイチャ
【ビギナー部門】最優秀賞=武藤幹雄
【未来に残したい宮古島の海部門】最優秀賞=大澤匡
MD賞=室谷香菜