空の日イベントにぎわう/下地島空港
操縦桿握り感動体験/香港往復券当たる抽選も
3月に開業したみやこ下地島空港ターミナルで7日、空の日イベントが開催された。会場には多くの市民や観光客が訪れ、航空に関するさまざまなイベントを楽しんだ。このうち、パイロット留学アカデミーFSOではフライトシミュレーター体験が行われ、操縦桿(かん)を握った子供たちが世界中の大空を飛び回るパイロットの仕事の魅力を体験していた。
フライトシミュレーター体験には子供だけでなく大人も参加。参加者たちは、緊張した面持ちで操縦桿を握り、英語によるアドバイスを受けながら離着陸に挑戦した。
何とか着陸を成功させた参加者もいれば、もう一歩のところで失敗する参加者もいるなど、会場は盛り上がった。
無事に操縦する機体を滑走路に着陸させた伊良部島小学校6年の川端祥太君は「とても難しかったが宮古空港に無事着陸できてうれしかった。今回の経験でスムーズに着陸させられる実際のパイロットのすごさが分かって良い体験になった」と笑顔で話した。
また、会場のみやこ下地島空港ターミナルでは、同空港に関係する各社がブースを設けて、いろいろなイベントで来場者を楽しませた。
長榮大學の台湾文化体験やジェットスターの公式キャラクター、ジェッ太くんとの写真撮影とじゃんけん大会、空港内で働く自動車を一堂に集めた見学会なども行われた。
空港カウンターでの仕事体験では、そこで働くスタッフと一緒にチェックインの際の受け付け体験などが行われ、参加した子供たちとスタッフたちの笑い声が響いた。
そのほか、空港内での飲食、買い物の合計3000円につき1回、下地島-香港往復旅行券が4人に当たる抽選も行われ、イベントを盛り上げた。