産業・経済
2011年1月7日(金)9:00
1万5938㌧搬入/宮糖伊良部工場
平均糖度13・77度/操業開始1カ月
宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)は、昨年12月6日のサトウキビの操業開始から6日で1カ月となり、今期の見込み総搬入量6万930㌧に対し、26・2%、1万5938㌧を搬入・処理した。反収は平年並みの7・8㌧を予想している。
操業日数では32日。期間中の最高糖度は17・7度、最低8・7度、平均13・77度。基準糖度帯以上(13・1度以上)は80%、1万2225㌧を占めた。6日現在、農家のトン当たり手取り価格は2万1897円。
操業は3月31日までの118日を予定している。
収穫方法は、手刈りが1万4094㌧、ハーベスター1844㌧。
工場では「サトウキビに食害を与える土壌害虫ケブカアカチャコガネは、ほぼ根絶した。被害のあったキビから優先に収穫した。害虫が発生しないよう、情報収集や監視態勢、駆除を強化している」と説明した。