「後輩の育成に頑張る」
砂川氏、厚労相表彰報告
【那覇支社】ホテル共和社長の砂川靖夫氏らは24日、県庁の保健医療部に砂川靖部長を訪問し、10月に東京で行われた食品衛生関係功労者の厚生労働大臣表彰受賞を報告した。報告後、砂川社長は「大変名誉なことで感謝申し上げる。地域の食の安心安全や後輩の育成に頑張っていきたい」と語った。
同表彰は、食品衛生の普及向上について功績をたたえるとともに、さらに食品衛生行政を推進することが目的。今回、県内からは2人が受賞した。報告会には、調理師関係功労者表彰を受けた2人を含め、計4人が出席した。
砂川社長は、2001年6月に県食品衛生協会宮古支部理事に就任後、13年には同協会宮古支部長、同年6月には同協会理事に就任するなど、多年にわたる貢献が高く評価された。
報告式で、砂川部長は「皆さまが栄えある賞を受賞したことは、大変喜ばしい。今後とも、県の食品衛生関係事業や食品衛生思想の普及、栄養改善事業と、その思想普及に活躍するほか、後進の指導育成に尽力してほしい」と激励の言葉を述べた。
式典後の懇談の場では「宮古では今、人手不足で調理師が一番不足している」「八重山も人手不足で、調理師をとどめるために待遇改善で休憩時間を取る店舗も出てきている」などの話題も出ていた。
初競り、宮古は1月19日/家畜市場
「さらなる好調を祈願」
【那覇支社】JAおきなわ(普天間朝重理事長)はこのほど、2020年の家畜市場の初競りを、宮古家畜市場、多良間家畜市場とも1月19日に実施すると発表した。担当者は「子牛の価格高騰が続くなか、初競りの成功で20年のさらなる好調を祈願したい」と強調した。
宮古家畜市場では、同日午前8時分から式典が始まり、初競りは同9時から行われる。多良間家畜市場は、式典が午後4時50分から、初競りは同5時からスタートする。
初競りと式典の様子は、JAおきなわ公式ホームページからアクセスできるサイトでリアルタイム配信される。JAの担当者は「(リアルタイム配信で)新たな購買者の開拓や生産者の生産意欲向上につなげたい」と意気込みを語った。