610人、門出華やかに/宮古島市成人式
「新時代切り開く」/新成人が誓い新た
2020年宮古島市成人式(主催・市、市教育委員会)が5日、マティダ市民劇場で開かれ、610人(男性322人、女性288人)が門出を迎えた。二十歳の決意発表では新成人の代表が「愛と夢を持って新しい時代を切り開こう」「宮古島出身の誇りを忘れず、まい進しよう」などと発表した。下地敏彦市長をはじめ、多くの関係者が集まり、祝福と激励の言葉を贈った。
式辞で下地市長は「大きな目標と情熱あふれる行動力で自らの人生を切り開き、自らの力で輝かしい未来を作り上げていただきたい」と語った。
市議会の山里雅彦議長は「アララガマ精神で自らを奮い立たせ、頑張ることで夢はかなう。大きく飛躍することを祈念する」と祝辞を述べた。
二十歳の決意発表では、5地区の代表が登壇した。平良代表の篠隈わか乃さんは「たくさんの経験を通して日々成長を感じている。責任感を持ち、力強く、優しく、自分らしく生きていきたい」と誓った。
上野代表の甲斐瑞季さんは「宮古島市出身であることに誇りを持ち、感謝の気持ちとアララガマ精神を持ち続けよう」、城辺代表の狩俣魁士さんは「大人としての自覚を持ち、これからの人生を一歩一歩まい進していこう」と呼び掛けた。
伊良部代表の伊佐浩善さんは「将来、成長した私たちが宮古島のために貢献できるようにしたい」、下地代表の津嘉山太志さんは「それぞれが選択した道を信じて進み、互いに切磋琢磨(せっさたくま)していこう」と語った。
式典の前に行われたアトラクションでは、宮古空手道連盟の子供たちが演舞を披露。宮古島創作芸能団「んきゃーんじゅく」はエイサーで門出を祝った。