社会・全般
2020年1月8日(水)8:56
1年間の無災害誓う/多良間で消防出初め式
【多良間】多良間村消防団(羽地健団長)は6日、新春恒例の出初め式を村役場前で行った。団員らが放水やポンプ操作など日ごろの訓練の成果を披露し、1年間の無災害を誓った。
訓示で伊良皆光夫村長は「首里城における大規模火災は県民に大きな衝撃を与えた。火災の恐ろしさを改めて痛感させられた。消防団は地域における消防・防災のリーダーとして頑張っていただきたい」と語った。
村議会の森山実夫議長が「日ごろの訓練の成果を遺憾なく発揮し、消防技術の高さを村民に顕示してもらいたい」と祝辞を述べた。
一日消防団長を務めた安里姫花さんは「災害は忘れたころにやって来ると言われている。予想できない自然災害や大規模火災などに対応するには村民の協力が必要不可欠になる。われわれ消防団員も訓練に励み、責任を十分に果たしたい」と決意を新たにした。
式典後には、消防団によるポンプ操法訓練が披露された。