社会・全般
2020年1月10日(金)8:55
多良間の自然を満喫/宮古市交流団
ウミガメに出会えた
【多良間】岩手県宮古市から来島している交流団の児童生徒は3日目となる9日、追い込み漁を体験するなど島の自然を満喫した。
この日の天気は曇りだったが、海に入るには問題なかった。参加した児童生徒たちは「冷たい」「寒い」と声に出していたが、少しずつ体が慣れて楽しそうに泳いでいた。
児童生徒たちは、受け入れ家庭の父親らが設置した網を使って、追い込み漁に挑戦。漁の最中にはウミガメにも遭遇し、記念撮影するなど歓声を上げて喜んでいた。
この日は、村多良間製糖工場を見学したほか、宮古市の森ではフクギを記念植樹した。「夢缶」づくりでは、浜辺で貝やガラスなどを拾い集め、メッセージを書いて缶の中に詰めた。
追い込み漁を体験した及川仁君(崎山中2年)は「多良間の景色も海もきれい。青い魚が見えた。カメも見ることができ、良い思い出になった。多良間にくる機会があれば、また海に潜りたくさんの魚を観察したい」と感想を話した。