井上さん(宮高2年)が準V
九州ウエイトリフティング
宮古高校ウエイトリフティング部の井上海さん(2年)が11、12の両日に佐賀県で開催された第28回全九州高校ウエイトリフティング競技選抜大会(主催・九州ウエイトリフティング連盟)の女子64キロ級で2位に入賞した。同校で15日、井上さんと顧問の下地翔太教諭から結果報告が行われた。
井上さんはスナッチ64キロ、クリーン&ジャーク80キロのトータル144キロを挙げ、1位の選手には1キロ及ばなかったが、出場した8人中2位という成績を収めた。
全国大会出場の標準記録を突破しており、大会に選抜される可能性もある。
同部の前顧問で県高校体育連盟ウエイトリフティング専門部の渡慶次晃教諭と井上さんの母親が知り合いだったことから、井上さんは中学1年生で競技を始めた。
しかし、渡慶次教諭が転任し、周囲に経験者や専門的な指導者がいないことや部員が1人ということもあり、練習をしばらく休んでいた。昨年9月に1年生男子が7人入部したことを受け、部活動を再開。渡慶次教諭の元へ通ったり、部員同士で練習メニューを考えたりと工夫をしながら練習し、今回の成績につなげた。
井上さんは「休んでいた分をこれからの練習で取り戻したい。全国大会に出場できたら良い成績が残せるように頑張りたい」と意気込みを話した。