政治・行政 産業・経済
2011年1月8日(土)9:00
工期内完成に向け工事進む/平良港第1ふ頭 集積保管施設
宮古島市が平良港第1ふ頭に建設中の、集積保管施設工事が順調進んでいる。市港湾課によると工事は現在、上屋側面の2回目の型枠と配筋工事中で、今月中にはスラブ打ちと屋根部分を支える型枠の解体工事を進める。3月8日の工期までには完成の予定という。
同工事の請負額は2億6145万円で、このうち3分の1が国土交通省からの補助。残りの3分の2のうち9割を総務省からの交付金でまかなう。市の負担は約2000万円。請負企業は先嶋建設と久仲工建特定建設工事業体。
同施設は鉄筋コンクリート構造平屋、1649平方㍍。平良港再編事業に伴い、これまで第3ふ頭の埋め立てにより使用できなくなる。これまで同ふ頭を利用していた船舶が第1ふ頭に接岸するため、貨物の取扱い施設が必要になることから建設が進められている。