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教育・文化
2020年1月26日(日)8:59

県文化協会賞を祝う

関係者が功績たたえる


祝福を受ける(左から)喜屋武会長、仲地さん、佐渡山さん、與那城さん=24日、市内ホテル

祝福を受ける(左から)喜屋武会長、仲地さん、佐渡山さん、與那城さん=24日、市内ホテル

 2019年度県文化協会賞の受賞祝賀会が25日、市内ホテルであり、関係者らが多数出席し、功労賞の佐渡山政子さん、仲地清成さん、奨励賞の與那城美和さん、団体賞の宮古民謡保存協会(喜屋武稔会長)の受賞を盛大に祝った。


 市文化協会の大城裕子会長は「宮古には長い歴史の中で培われてきた郷土芸能がある。また文芸、写真、音楽、美術、書道などの芸術文化においても豊かな自然に育まれた個性豊かな土壌がある。宮古で芸術文化を育んでいる人たちに光を当て、功績をたたえつつ、一層の活躍を祈念して県文化協会に推薦している」と受賞者をたたえた。

 下地敏彦市長は「文化活動、芸術活動が盛んになりレベルも向上してきた。文化が花開いたと実感している。これからが宮古の文化芸術の時代だ。この次はこの会場の皆さんの中から受賞者が出ることを期待している」と話した。

 佐渡山さんは平良好児氏の俳句を紹介しながら「芸術は心を豊かにする最高のサプリメント。これからも頑張りたい」と話した。

 仲地さんは「新聞にコラムを書くことで地域や地域で活動する人を応援するというつもりでやってきた。すべての皆さんに感謝したい」と話した。

 與那城さんは「子供の頃から民謡と踊りが好きだった。古謡はとても素晴らしい歌。これからも歌っていきたい」と話した。

 喜屋武会長は「宮古民謡は小さな子供から大人まで歌われている。誰が聞いても誰が歌っても立派な歌。皆さんが参加するのを待っている」と呼び掛けた。

 佐渡山さんは宮古民話の会、宮古ペンクラブ、絵画サークル、俳句同好会、民話出版など活動は多岐にわたり、現在は市文化協会文芸部会長として宮古島文学賞の運営などに携わっている。仲地さんは宮古の自然の写真を撮り続け、現在は宮古写真協会顧問。また宮古毎日新聞のコラム「行雲流水」を20年以上執筆している。與那城さんは宮古の古謡の歌い手として、その保存継承に尽力し、近年は海外公演もこなしている。宮古民謡保存協会は設立以来「宮古民謡コンクール」を毎年開催し、技能向上と後進の育成に努めている。会員は約160人。


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