プラザ棟建物が完成
市リサイクルセンター
新年度供用開始へ準備着々
宮古島市が平良西仲宗根のクリーンセンター敷地内に建設を進めている市リサイクルセンターのプラザ棟の建物が20日までに完成した。今後は外構工事などを踏まえ19年度(今年度)中に全ての工事が完了し、20年度(新年度)に供用を開始する。
市では2012年度からごみ処理施設の整備を進めており、同棟が完成すれば全ての施設が完成する。ごみ焼却施設(総事業費約44億2300万円)とリサイクル工場(工場棟、プラザ棟、ストックヤード等で総事業費35億2800万円)の総事業費は79億5100万円。
プラザ棟は当初は昨年11月30日までの工期だったが基礎コンクリートの使用量増加や台風の相次ぐ襲来などで工期が延長した。プラザ棟だけの総事業費は5億900万円で、建築面積853平方㍍、建築延床面積1673平方㍍、鉄筋コンクリート2階建て。建物が完成したことで、今後は外構工事に着手するとともに2~3月で展示物などソフト面の充実を図っていくという。
市振興開発プロジェクト局は「リサイクルセンターの整備に関する事業は今年度が最終年度。ごみ処理施設が全て完成することで市のエコへの取り組みが進んでくれれば」と話した。