プロ、アマ107人速さ競う/デフィウインド・ジャパン
世界最大級のウインドサーフィン大会「デフィウインド・ジャパン」が1日から、下地与那覇の前浜ビーチで開幕する。これに先立ち31日、大会関係者や選手らが大会の成功と安全を祈願した。同大会は国内外からプロ、アマ107人が出場し、約8~20㌔(予定)のコースで速さを競う。大会は4日まで。また、6~8日には伊良部島で賞金レース「SUPERSTARS」も予定している。
安全祈願では宮古神社の古波蔵恵権禰宜(ねぎ)がおはらいや祝詞奏上などを執り行い大会期間中の無事故無災害などを祈願。同大会実行委員会の浦崎淳委員長らが玉串奉呈をした。最後は古波蔵権禰宜の掛け声とともに参加者らが乾杯した。
大会は1日から開幕。初日は午前9時から選手ブリーフィング、午後1時30分からプラクティスレースが行われる。2~4日は午前8時30分から選手ブリーフィング、同10時からその日最初のレースが開始する。最終日の4日は午後3時に最終レースが終了し、同6時30分から表彰式と閉会式が行われる。大会日程中の風や潮などのコンディションの影響もあり、最低1レースの成立をもって大会成立となる。
DefiーWind(デフィ・ウインド)は2001年、南フランスの港町で始まった。第1回大会の出場者はわずか16人だったが「プロ、アマ関係なく楽しめるレース」として世界中から選手たちが集まるようになり、今では毎年1000人以上が参加する大会にまで成長。開催はフランスを始め、日本、カリブ海、ボネール島(オランダ領)などで行われている。