宮総実生物生産科1・29倍/県立高校一般入試 初回志願状況
宮高理数科は1・11倍
【那覇支社】県教育庁は6日、2020年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区3校のうち志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業高校生物生産科の1・29倍で、推薦入学内定者2人を除いた一般入学定員38人に対して、志願したのは49だった。
宮総実生物生産科に次いで志願倍率が高かったのは宮古高校理数科の1・11倍で、推薦入学内定者24人を除いた一般入試の定員56人に対し62人が志願した。宮総実食と環境科フードクリエイトコースは0・94倍で、推薦入学内定者2人を除いた一般入試の定員18人に対し17人が志願した。
一般入試の学力試験は3月4、5日の両日に実施される。県立高校全体の志願倍率は全日制が0・94倍(前年度と同値)、定時制が0・31倍(前年度比0・08ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・91倍(同0・01ポイント減)。
県内で志願倍率が最も高かったのは南部農林高校食品加工科の1・78倍。次いで、美里工業高校調理科の1・56倍、小禄高校普通科芸術教養コースの1・53倍、宜野湾高校普通科普通コースの1・53倍、沖縄水産高校海洋技術科の1・52倍などの順となった。
志願変更の申し出期間は12、13日の両日。願書取り下げと再出願期間は19、20の両日となる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・00倍以上)に出願した者のうちで、出身中学校と志願先高校の校長が適当と認めた者は初回出願先の高校、学科、コースを変更することができる。