社会・全般
2020年2月7日(金)8:56
21日に消火救難訓練
空港で航空機事故想定/実施要綱を確認
宮古空港での航空機事故を想定した消火救難総合訓練が21日に実施される。参加機関による事前会合が6日、同空港管理事務所であり、実施要綱を確認した。
訓練は21日午前10時から行われる。実施場所は宮古空港旧エプロン(駐機場)。参加するのは国や県、市といった行政のほか病院、航空各社など20機関。陸上自衛隊宮古警備隊は初めて参加する。
訓練は、航空機が着陸停止制御不能によって滑走路を逸脱、炎上することを想定。想定負傷者を48人に設定し、消火救難訓練および医療救護活動を迅速かつ適切に行い、参加機関の連携の確立と強化を図る。
具体的な訓練内容は▽各機関相互の情報連絡▽各機関の緊急体制配備▽航空機火災防御および搭乗者の救出▽各種規制の実施-。
現地対策本部のほか▽通報連絡▽救護搬送▽警備▽消火救助▽消火▽救助▽救護▽医療▽負傷者識別▽搬送-の各班を設置する。事前会合では、これらの役割分担などを確認した。