誤った水道料金を通知/城辺600世帯
市上下水道部が謝罪
市上下水道部の兼島方昭部長らは14日、2020年2月分の水道使用量検針票に記載されている基本料金について一部地域で誤りがあったと報告するとともに謝罪した。誤りがあったのは城辺西西地区など600件で基本料金が約半額で計算されているという。同部では今後正しい検針票を発行するとともに、近日中に納付書を発行する。
同部によると基本料金は一般家庭で550円、事業所などが700円となっているが対象となる600件は本来の金額より一般家庭で302円、事業所などで385円が不足した状態で計算されている。2月分の口座振替日は3月5日。
対象となる地域の検針は1人の検針員が3日間で行っており、その際使用していた機器に何らかの不具合が発生した可能性があると説明。対象は城辺地区の下北が78件、長中115件、長南127件、西西163件、西中97件、城辺団地20件。
上下水道部庁舎で会見した兼島部長は「こういった不具合は初めて。今後は原因究明を進めていくとともに再発防止に努めていきたい。(対象となる世帯、事業所へは)訂正した料金を改めて投函(とうかん)する。迷惑を掛けたことは大変申し訳ない」と話した。