社会・全般
2020年2月15日(土)8:58
マスク品切れ続く/新型肺炎
不安高まる 各店で購入制限
市内のドラッグストアなどではマスクの品切れ状態が続いている。日に日に多くなる新型コロナウイルスの感染者情報に市民の不安は高まっている。
当初は中国からの観光客らによる大量購入が多かったが、クルーズ船の入港がなくなってからは、ほとんど見られなくなった。
各店舗とも「多くの住民に行き渡るように」と購入制限を設けている。コンビニエンスストアでは陳列台に並べず、レジで保管している店舗もあった。
あるドラッグストアによると、マスクが30~50枚入った箱形の商品は特に人気が高く、現在はまったく入荷されない状態。「子供用のマスクが売り切れただけでなく、3~5枚入りの在庫もなくなった。こんな状況は今までなかった」と驚きを隠さない。
新型肺炎の影響では、マスク以外にも消毒用スプレーの購入が増えている。こちらも入荷してもすぐになくなる状況だ。