成果や課題を共有/市法人保育園連盟
2園が園内研修発表
市法人保育園連盟(金谷福代会長)の園内研修発表会が15日、マティダ市民劇場で開かれた。いけむら保育園とカンガルー保育園が研修発表を行い、成果と課題を共有した。沖縄女子短期大学児童教育学科の小波津美奈子教授による講演やミニコンサートも行われた。
いけむら保育園は、園児たちがヒップホップダンスに挑戦することで、豊かな感性や表現力、創造性の芽生えを養うことなどを目指したという。
園児のダンスに対する主体性を高めるために、保育士も一緒にダンスに取り組み、「安心感を与え、子どもたちの『やってみよう』『楽しい』という気持ちにつなげることができた」と語った。
カンガルー保育園は「折り紙を通して育む子どもの力」について成果を伝えた。
発表会の冒頭、金谷会長は「日々行っている保育を客観的に見詰め、次のステップにつなげよう。この発表会から得られる学びを楽しみにしている」とあいさつした。
来賓の下地敏彦市長(代読)は「優れた保育環境が提供できるよう、法人保育園の関係者と情報や課題を共有して取り組みたい。この研修発表会が実り多い有意義な場になることを期待する」と激励した。