市の将来人口5万5000人目標
第2期総合戦略、来月最終案
宮古島市まち・ひと・しごと創生推進本部会議の第3回会合が18日、市役所平良庁舎であり、第2期総合戦略の将来人口5万5000人達成に向けた具体的事業や数値目標について意見を交わした。総合戦略は3月下旬の第4回会合で最終案をまとめる。
第2期総合戦略では2060年の市の人口5万5000人達成に向けた20年度から26年度までの施策の基本目標4項目を掲げ、それぞれに数値目標を設定する。
「やりがいのあるしごとをつくり安心して働けるようにする」という基本目標①では▽地域の特色・強みを生かした産業の振興▽稼げる農林水産業の振興▽地域企業等との連携による多彩な人材の受け入れ・育成-を行うとし、就業者数、正規雇用者数の割合、市町村民所得の数値目標を設定する。
「結婚・妊娠・出産・子育ての希望を実現し、安心して子育てができる環境を整備する」という基本目標③では▽結婚・妊娠・出産から子育てまでのライフステージに即した切れ目のない支援▽子どもたちの生きる力を育み、豊かな人材を育成▽仕事と子育ての両立による女性活躍の推進-を行うとし、合計特殊出生率、子育て満足度の数値目標を設定する。
基本目標のほかにSDGsの推進など持続可能な地方創生を推進する取り組みを横断的な目標とし、エネルギー自給率などの数値目標を設定する。