「15の試練」始まる/高校入試
宮古3校398人が挑む
2020年度の県立高校入学者選抜学力検査(高校入試)が4日、宮古地区の3高校で始まった。新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて宮古でもマスク姿の受験生が目立った。
宮古地区では、宮古高校、宮古総合実業高校、宮古工業高校に計398人が挑んだ。
受験生は、指定された教室に移動し、出欠を確認。問題用紙と解答用紙が配布されると、緊張感が漂う中で、「15の試練」をスタートさせた。
初日は、国語、理科、英語の3教科が行われた。2日目の5日は午前に社会、数学の2教科が行われ、午後から面接となっている。
宮古地区で最も志願倍率が高いのは宮古高校の理数科で1・11倍。推薦入学内定者24人を除く一般入学定員56人に対し、62人が志願した。
次いで宮古総合実業高校の生物生産科が1・08倍。推薦入学内定者2人を除く一般入学定員38人に対し、41人が志願した。
各校とも新型コロナウイルス対策として昼食時などの学校敷地内への立ち入り制限が行われた。
合格発表は11日に行われるが、今回は宮古地区3高校とも新型コロナウイルスの影響で、校内での合格番号掲示は行わず各学校のホームページ上で同日の午前9時から公開する。