希望胸に7人が卒業/西辺中
宮古地区トップ切り
西辺中学校(渡久山英徳校長)で7日、宮古島市立中学校ではトップを切って卒業式が行われた。卒業生7人(男子3人、女子4人)はコサージュを胸に飾って卒業証書を受け取り、大きな夢の実現に向け、それぞれの道へ巣立った。きょう8日は、平良中、北中、伊良部島小・中など12校で卒業式が実施される。
西辺中は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止で、卒業式を規模縮小や時間短縮で実施。地域住民は参加を自粛した。参加者は、いすの間隔を開けて着席した。
渡久山校長は式辞で「今後皆さんは、高校や大学で学び続ける。身近な人と社会が幸福になっていく、そういう学びを続けていってほしい。そしてそれを支えるのは本校で身に付けた思いやりの心。飛べ、希望を胸に『大空(みらい)』へ」と述べた。
生徒会長の長田隆仁さんは送辞で、先輩たちとの運動会や各種スポーツ大会を振り返った上で「先輩たちは素晴らしい西辺中を築いてくれた。これからの先輩たちの活躍と輝かしい未来を」と期待を込めた。
卒業生7人は答辞で、在校生や教職員、保護者にそれぞれ感謝の言葉を語った。
学事報告、教育委員会告辞、PTA会長祝辞は省略。前年度の卒業式より数十分短縮して1時間で終了した。