狩俣さん(城辺出身)県知事表彰/生活衛生の向上に貢献
【那覇支社】県の2019年度生活衛生事業功労者等知事表彰式が12日、県庁で行われ、多年にわたり生活衛生などの発展向上に貢献したとして、城辺比嘉出身で県飲食業生活衛生同業組合副理事長の狩俣博美さん(70)=那覇市=ら6人に、砂川靖保健医療部長から表彰状が手渡された。
今年度は、生活衛生の狩俣さんのほか、理容師・美容師養成、水道関係、食品衛生事業での功労者に授与された。表彰を受け、狩俣さんは「このような大きな賞をもらえて恐縮している。幅広い県民の皆さんに楽しい食生活の場を提供するため、現在7店舗の飲食店を経営している。この受賞を励みに沖縄の飲食業界の発展のため、後輩の育成などにも微力ながら一生懸命に取り組みたい」と決意を話した。
狩俣さんは宮古高校卒業後、琉球大学に進学し、卒業後は大手スーパーに入社。17年前に飲食店を独立開業した。現在は、ふるさとの宮古島市をはじめ、那覇市、浦添市、南風原町で沖縄料理店、イタリアンカフェ、和食レストランなど7店舗を展開。経営の傍ら同組合の副理事長として、飲食業界の発展向上のため活動している。
また、沖縄宮古郷友連合会の副会長も務め、沖縄本島で郷友会活動を支えている。