下地氏を候補者に決定/県議選宮古島市区
保守系選考委「全会一致」
市議会与党議員団(佐久本洋介会長)で構成する県議選(5月29日告示、6月7日投開票)宮古島市区選考委員会は19日の委員会で、保守系予定候補として市建設部長の下地康教氏(60)を選定した。今後、自民党県連の公認を目指す。
下地氏は1959(昭和34)年8月17日生まれ。平良西仲宗根出身。明星大学理工学部土木工学科卒。89年平良市役所(当時)入り。宮古島市港湾課長、都市計画課長などを経て13年4月に建設部長に就任した。今年3月31日付で定年を迎える。
選考委終了後、マスコミの取材に応じた佐久本会長は「集まった10人の全会一致で決定した。票数とかではなく、1人に決まった以上は全員で応援していこうということで全会一致ということになる」と話し、得票数は明らかにしなかった。
下地氏の知名度については「議員のみんなが地域の代表なので、そこでカバーできる」と話した。
選考委では候補者として名乗りを上げた下地氏のほか、元市総務部長の安谷屋政秀氏(65)、市議の新里匠氏(42)、平良和彦氏(53)、前里光健氏(37)の5人の中から委員10人が投票し決定した。
当事者の市議3人と公明2人、立候補を辞退した棚原芳樹氏は参加しなかった。